曲作り講座~ギター編~
基本的に、歌ものポップス・ロックの作り方を1からお伝えできればなと思います。
文章は簡潔にまとめたいので、細かい部分ははしょっていきますが。。。
LEVEL2.ギターの「弾き語り曲」をライブで披露出来る
LEVEL3.ギターを複数つかった曲が作れる
LEVEL4.ボーカル・エレキギター・ベース・ドラムの編成で「バンド曲」をライブで披露出来る
LEVEL5.「バンド曲」をデータとして形にできる
こんな目標設定でやっていきます。
・ギター(先々を考えるとエレキかエレアコか)
⇒エレキとは?
⇒エレアコとは?
・弦(6 Strings)
⇒弦とは?
とりあえずは、これだけあれば始められます。
※ギターの部分に掲載している商品なら、全部セットなのでおすすめです。
最初は初心者セットでも全然大丈夫。
購入したら、次に進みましょう。
こちらのサイト様のほうが綺麗にまとまっていたので。。。
僕がだらだら書くよりよっぽどいいと思います。
手抜き?いえいえ、滅相もない(違
ギターの準備なんてどこでも載っています!いまさら同じ記事を量産するだけ時間の無駄だと(ry
この講座では、肝心の[曲の作り方をわかりやすく!]に力を入れていきたいのです。
なので他のサイト様のほうがいいと思ったらガンガンリンク飛ばしていきますので悪しからず。。。
さて、とりあえず準備が整いましたね?
まずはこれから使う画像の解説。
「縦の黒い線」が、ギターの左手で握る部分(指板)の「銀色の鉄製のパーツ」(フレット)です。
横の線が「弦」です。
下が太い弦、上が細い弦になっています。
縦の線の間の、横の線上を左指で押さえ、右手でハジク(弾く)!で音が出ます。
ちなみに、0の部分は何も押さえずにハジク、で大丈夫です。
ド→C
レ→D
ミ→E
ファ→F
ソ→G
ラ→A
シ→B
ド→C
そしてこれを「Key=C」といいます。
仕組みだ何だはおいおいやっていくので、まずは触って、聞きながら覚えていきましょう。
まずは「C」
↓の○を押さえながら、押さえた弦をハジクと「C」の音が出ます。
できましたか?簡単ですね。
音が違うところがあると思います。
それは、「オクターブ高いor低い」というものです。
は?なにそれ?となったら下を読んでみてください。ピアノやってた人なんかはもうギターの仕組みはわかったと思います。
※わかりやすくする為に御幣のある書き方してます。突っ込み禁止。
<音の仕組み>
音というのは、12個の音しか存在しません。その12個とは、
C C# D D# E F F# G G# A A# B
これだけです。これはどんな曲でも(基本的に)変わりません。
これを繰り返しているだけ。
このひとかたまりを「オクターブ」といいます。
ちなみに、この中から、いくつかの音を選び抜いたものを「Key」といいます。これは後述。
というわけで、これを踏まえて今押さえている「C」を一個右にずらしましょう。
それが「C#」です。
もういっこずらしましょう。
それが「D」です。
そうやって右にずらしていくと、D#→E→F→F#→G。。。とあがっていきます。逆もしかり。
ちなみに、EとF、BとCの間には#はありません。これはそういうものです。ピアノの鍵盤の並びを見ると良くわかります。
<よくある疑問>
Q:♭(フラット)は出てこないの?
A:楽譜に記載するときのルールで、♭で記載したり#で記載したりします。
でも基本的に曲作りには関係なくややこしくなるだけなので、ここでは#で統一します。
さて、これでゆっくりならCDEFGABC(ドレミファソラシド)が弾けますね?
それでは、今は一本の弦の上でC~Cと弾いていると思いますが、これを「縦移動」して弾いてみてください。
じっくり考えれば弾けるはずです。
ヒント
音をよく聞いてみましょう。
そして、ギターの指板上の音の並びを把握しましょう!
でもご安心ください。当講座であればここはなんら問題はございません。
なぜって?
ここで躓く人は、「ギターが弾けるようになりたい」と思っている人たちです。
でもこの講座では、「ギターで曲が作れるようになる」を目指しています。
なんのこっちゃって?まぁ進みましょう。
「コード」というのは「和音」です。
その名の通り、複数の音を組み合わせたもの。
なんでこんな話が出てくるの?というと、
一般的なポピュラー楽曲は
「歌」「伴奏」「リズム」
でできています。
この、「伴奏」が「コード進行」と呼ばれるものになります。
・度
・キー
・ダイアトニックコード
これだけです。
ひとまずコードというものを弾いてみましょう。
「C」「E」「G」を同時に鳴らしてください。
そしてそれ以外の音は鳴らさないようにしてください。
注意点は、「C」を一番低い音にしてください。
このとき、「C」が一番低い位置に来ていれば、「E」「G」の順番は問いません。
「C」「E」「G」それぞれ複数なっても大丈夫です。
というわけで、一例。
パターン①
※×の弦は引かないようにしてください。
パターン②
押さえ方はなんでもいいですし、パターン①の5弦~3弦だけ、とかでもいいです。
出来れば、パターン②をオススメします。むづかしければ1弦、2弦は弾かなくてもいいです。
<解説>
パターン①は、「C」「E」「G」「C」「E」と弾いています。
「C」と「E」が2回きている事に意味はありません。押さえやすいってだけです。
これが「Cメジャーコード」と呼ばれるものです。
Cがあるなら「Dメジャーコード」は?となれば、もちろんあります。
「D」「F#」「A」です。
なぜ”#が出てきたの?と思うかと思われるので、仕組みをお話します。。。が
これには「キー」もかかわってきます。
そのため、まずは「キー」のお話。
C C# D D# E F F# G G# A A# B
これでしたね。
「キー」が「C」で「メジャー」で曲を作りましょう!となったら、
C D E F G A B
を抜き出します。
「キー」が「D」で「メジャー」で曲を作りましょう!となったら
D E F# G A B C#
となります。
勘がいい方はこれだけで理解できるはずです。
Cメジャーキーを数字に置き換えます。
1 2 3 4 5 6 7
1~2の間は一つ音を空ける
2~3の間は一つ音を空ける
3~4の間は音を空けない
4~5の間は一つ音を空ける
5~6の間は一つ音を空ける
6~7の間は一つ音を空ける
7~1の間は音を空けない
これだけです。Dメジャーキーの場合は、これの1が「D」に置き換わるだけです。
他もしかり。
ちなみにこれを「長長短長長長短」と覚えると覚えやすいです。試験に出ます。
では、応用。
Cマイナーキーは?といわれたら、「長短長長短長長」です。
もうお分かりですよね?
これはCメジャーキーの中の「1」「3」「5」の部分ですよね?
この数字に「度」をつけて、コードというのはあらわします。
ということは、「メジャーコード」は「1度」「3度」「5度」となります。
ここで注意点が、「メジャーコード」の場合は、「2度」と「3度」の間の音が
一つ空いていることになります。
そうすると、「Dメジャーコード」は「D」「F#」「A」となってしまう。
Cメジャーキーの中に無い「F#」が入ってしまいました。
原則として、このコードは使えません。
となると、「3度」を半音下げる、ということします。
そうするとDは、「D」「F」「A」となります。
これを「Dマイナーコード」といいます。
そうです。マイナーコードといわれたら、
「メジャーコードの3度を半音下げたコード」
です。
ちなみに、この7つの音だけ(なるべく。もちろん例外は腐るほどあるよ)内で3和音を使って作ることを
「ダイアトニックコード」っていいます。(たしか)
まぁ、そんなの覚えなくても曲は作れます。
それをクリアしていれば、ここは特にむづかしい事はありません。
センスのほうが大事になってきます。
・トニック
・ドミナント
・サブドミナント
「ルート」とは、コードの中での基盤的な役割の音です。
これは「コードの中の1度」となります。
ぶっちゃけこれさえなってれば、コードのほかの音(3度、5度)はいりません。
ハーモニー感0になってしまうけど。。。
例として、
「Cメジャーキー」での「Cコード(Cメジャーコード)」のルートは「C」
「Cメジャーキー」での「Dコード(Dマイナーコード)」のルートは「D」
って感じです。
さて、ここからはコード進行のお話。
まず始めに大事なこと。
ここから下の内容はなくとも、ここまででコード進行は作れます。
ただ、ここから下の内容を理解すると、
あくまでも覚えておいて損はないし、縛られる必要も無い。そんなお話。
①パターン
Cメジャーコード ⇒ Fメジャーコード ⇒ Gメジャーコード ⇒ Cメジャーコード
実際に弾いてみてください。
1度と5度だけ押さえて弾くと簡単です。(パワーコードと呼ばれています)
例)
Cのパワーコード
Fのパワーコード
Gのパワーコード
では次は、下記のコード進行で弾いてみてください。
②パターン
Cメジャーコード ⇒ Fメジャーコード ⇒ Gメジャーコード ⇒ Gメジャーコード
なんとなく、①パターンのほうが「曲が終わった!」という感じがしませんか?
この、曲が終わった感じ、しまった感じを出せるような主役となるコードを
「トニック」コードと呼びます。
キーがCのときは「Cコード(Cメジャーコード)」が役割を果たします。
次に「ドミナント」は、ここでは「Gコード(Gメジャーコード)が役割を果たしています。
こいつを最後の音にするとなんとも締まりが悪いです。不安定なコードです。
ドミナントからトニックに行くと終わった感じを出しやすい、というのが定石です。
そして「サブドミナント」はここでは「Fコード(Fメジャーコード)」が役割を果たしています。
これはトニックほど主役じゃないけどドミナントほど不安定でもない、、、というコードです。
ちょっと切ないポップスなんかはこれで始まってこれで終わる曲なんかも多いです。
この3つを押さえておけば問題ないでしょう。
そして残りのコードは、それぞれ「代替コード(だったっけ・・・?)」といわれ、
Cメジャー⇒Aマイナー Fメジャー⇒Dマイナー Gメジャー⇒Eマイナー
と置き換えることも出来ます。
とはいえぶっちゃけ。。。
・何のキーで作られているか
・何のコードが使われているか
を調べて、解析して、勉強していったほうが数倍早いし数倍楽しいです。
そして慣れれば、トニックだなんだなんて意識しなくなります。
まぁ、無意識に当てはまってくるんだけど。。。
結論を一つ言うと、たくさんの曲を解析して、マネしていくこと!
コード進行は、
逆から進めてもいいんだけど、それはもうちょい理論武装をするか、音感がよくないとむづかしいので
ここではコード進行から。
2.鼻歌を歌う
完成★
いやまじですよっぽど音痴とかじゃなければこれで十分です。
っていってもこれだけじゃ自分の引き出し勝負になっちゃって、狙って外したしゃれた曲、とか作れないですね。
とはいっても簡単です。
コード進行があるって事は、キーがわかっていますね?
コード進行が C ⇒ F ⇒ G ⇒ C というみじっかーい曲なら、
キーはCメジャーでいいでしょう。
であれば、このCメジャーの中の音で選んでいきましょう。
あんまり外したくないときは、コードの中の音をなるべく選ぶと無難な感じに。
あえて外した音(たとえば、CコードのところでDから始まるとか)もありですね。
気をつけるのは、音がぶつからないようにするってことだけです。
<音がぶつかる、とは?>
一つのオクターブ内で隣り合った音(キー内だとしても)をつかってしまうと、音がぶつかる、という状態になります。
ギターで再現してみればわかります。気持ち悪い音。
ただし、Cとオクターブ上のD(9度)とかであれば問題なし。
これを「テンション音」とかっていいます。
これで一曲完成!
LEVEL2.ギターの「弾き語り曲」をライブで披露出来る
LEVEL3.ギターを複数つかった曲が作れる
LEVEL4.ボーカル・エレキギター・ベース・ドラムの編成で「バンド曲」をライブで披露出来る
LEVEL5.「バンド曲」をデータとして形にできる
そうしたらお次は、
●プレイヤー志向 ⇒ LEVEL3「弾き語り(ギター)披露」へ
●作曲者志向 ⇒ LEVEL3「ギター複数の曲(アンサンブル)」へ
※ここで使われている用語は偏見が多分に入っております。
手っ取り早く要点だけ抑えたい方向けです。
正式な音楽理論を学びたい方は別のサイトへ。。。